読書

「人を嫌う」ってそんなにダメなことですか?

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『ひとを”嫌う”ということ』中島義道
がとっても興味深かったというお話。

「なんかあの人嫌だなー」とか「ひょっとして自分嫌われてる?」とか、
「人を嫌う」ことについて意識することって結構日常にありますよね。

なまじ良い人の方が多いと思うんですけど、
人を嫌うことにネガティブな感情を抱きすぎて、

あの人のこと嫌いだなんて私ってなんてひどい奴なんだろう・・・

とか、

いや、彼(彼女)だってこんな良いところがあるじゃないか!

とか、

本当は嫌いなんかじゃなくて、こういう意味でこんなことするのかもしれない・・・

とか、どうにかこうにか自分をごまかしてポジティブに解釈し、
「嫌い」という感情に蓋をしてしまいがちです。いや、私もですよ。

でも、嫌いってごくごく普通の感情なんですよね。

好きがポジティブで嫌いがネガティブ。
ネガティブなんてダメダメ!っていうのはある意味間違い。
「この人なんとなく好き」があるなら、
「この人なんとなく嫌い」があって自然なことなんです。

そういう人とはある一定の距離を置いて、
お互い嫌いあっていきましょう。という不思議な本です。

これまでそんなことあんまり意識してこなかったけど、
嫌いなら嫌いでいいんだよねーって。

そら、嫌いすぎて殺人犯したり犯罪に手を染めたり
法を破ることしちゃダメですよ。
嫌いって感情も本能の一つであって、
性欲とか食欲とかエゴイズムとかと一緒です。

ほどよく制御しつつ受け入れて、
付き合っていきましょうっていうお話。
とても腹落ちしました。

本って誰が書いてるかで印象だいぶ違うと思うんですけど、
この著者がすごい。
なにせ、

「妻子、両親、友人、同僚から、
ゆきずりに出会った名も忘れた人まで、
私がつきあってきたすべての人を
私は何らかの意味で嫌っていますし、
自分も彼らから何らかの意味で
嫌われていると確信しています」

とか言い切っちゃってますから!(笑)

全世界で最も信頼し、
愛し合ってるであろう妻子から、

「完全に拒否したまま顔を直視しない関係、
何も言葉を交わさない関係、
お互い相手が存在しないかのように
振る舞う関係が続いております」

と述懐されています。
それって相当ですよね・・・^^;

でもこの本を読むと、
少なくとも
「自分がある人を嫌っていると自覚して
大層悩む」ことはなくなりました。
例えにもたくさん出てますけど、
人ってほんとちょっとしたことで相手を嫌になりますし、
それって全人類共通のことであって、
何もおかしくないんですよねー。

自分の中に存在する
「人を嫌う」感情とうまく付き合って、
受け入れて生きていきたいと思います。

ブロガーのイケダハヤトさんのご著書
『武器としての書く技術』の中で
何度かご紹介されてました。

こちらもおすすめです!
いわゆる国語的な文章術じゃなくて、
 ウェブ上に発信する時に
ウケる書き方がよく学べますよ~ 

 

  • この記事を書いた人

ゆらまりえ

在宅ワーク× 正社員× 3児の母(8歳、3歳、1歳)。おまけにブログ書き。永江一石(@isseki3)事務所アシスタント兼、危険な受動喫煙撲滅党多摩支部長。裁量労働制で在宅正社員してます。青学日文卒 / 元雑誌編集者 / ブログリニューアル1ヶ月で1万5千PV

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